結論:どちらを選ぶべきか

編集部の結論
外部クライアントとの会議が多い・ウェビナー重視→ Zoom
Microsoft 365ユーザー・社内連絡も一元化したい→ Teams(追加費用なし)
どちらも使いたい社内はTeams・外部会議はZoomの併用が現実的

料金比較

※ 価格は記事確認時点の情報です。最新情報は各公式サイトでご確認ください。

比較項目ZoomMicrosoft Teams
無料プランあり(40分制限)あり(機能制限あり)
有料プラン最安¥1,700/月〜Microsoft 365 Basic ¥750/月〜
M365ユーザー別途費用が必要✔ 追加費用なし
無料の会議時間40分60分
無料の参加人数上限100名100名
有料時の最大参加人数1,000名〜1,000名〜
💡 Microsoft 365ユーザーへの重要な注意点

Microsoft 365 Business BasicプランにはTeamsが含まれています。すでにMicrosoft 365を契約している場合、Teamsは追加費用なしで使えます。まずTeamsを試してから、必要であればZoomを追加で契約する判断でも遅くありません。

機能比較

Zoom得意なこと
  • ビデオ会議の映像・音声品質の安定性
  • 外部参加者がアカウントなしで参加可能
  • ブレイクアウトルーム(グループワーク)
  • ウェビナー・大規模セミナー
  • バーチャル背景の豊富さ
  • Googleカレンダーとの連携
Teams得意なこと
  • Word・Excel・PowerPointとのリアルタイム共同編集
  • チャット・ファイル共有・会議の一体化
  • SharePoint・OneDriveとの連携
  • 社内コミュニケーションの一元化
  • エンタープライズセキュリティ(ISO取得)
  • チャンネル別のプロジェクト管理

ビデオ会議の品質・操作性

ビデオ会議の品質と操作のしやすさという点では、Zoomが一歩リードしています。特に以下の3点で差が出ます。

① 外部参加のしやすさ

Zoomはリンクをクリックするだけで参加でき、参加者にアカウントが不要です。一方、TeamsはMicrosoftアカウントがない外部参加者向けに「ゲスト参加」の設定が必要なケースがあり、参加までのステップが多くなることがあります。クライアントとの初回面談などでは、Zoomの方がスムーズです。

② 会議中の操作性

Zoomは「会議」に特化したUIのため、画面共有・ブレイクアウトルーム・録画などの操作が直感的です。Teamsは機能が多い分、慣れるまで「目的の機能がどこにあるかわからない」という声があります。

③ 音声・映像の安定性

どちらも品質は高く、通常の会議で大きな差を感じることは少ないです。ただし参加者が多い大規模な会議や回線が不安定な環境では、Zoomの方が安定しているという評価が多い傾向があります。

ケース別の選び方

Zoomが向いているケース
  • 外部クライアントとのビデオ会議が週3回以上ある
  • ウェビナー・大規模オンラインセミナーを開催する
  • Googleカレンダーと連携して使いたい
  • Microsoft 365を使っていない・使う予定がない
  • 会議機能だけシンプルに使いたい
Teamsが向いているケース
  • Microsoft 365(Office 365)をすでに使っている
  • 社内のチャット・ファイル共有・会議を1つにまとめたい
  • WordやExcelを共同編集しながら会議したい
  • セキュリティ要件が高い企業・官公庁
  • Slackの代替として社内チャットも兼ねたい

実際に使ってみた感想

💬 実際に両方使ってみた感想

Zoom:外部の人を会議に招待するときのスムーズさが際立っています。URLを送るだけで相手がブラウザから参加できるため、「アプリをインストールしてください」「アカウントを作ってください」という手間が発生しません。ブレイクアウトルームの使い勝手も良く、研修・ワークショップ形式の会議に向いています。

Teams:チャット・ファイル・会議が1つのアプリに集約されている点が最大の強みです。会議中にWordファイルをその場で共同編集できる体験は、Zoomにはない使い方です。ただし機能が多い分、最初は「どこに何があるか」を覚えるまでに時間がかかりました。Microsoft 365環境があれば追加費用なしで使えるのは大きなメリットです。

よくある誤解・注意点

⚠️ 誤解①:TeamsはZoomより無料で使える時間が長い

Teamsの無料プランは60分ですが、Zoomの40分制限は「3人以上の場合」です。1対1の会議なら制限なしで使えます。外部との1対1の打ち合わせなら、Zoom無料プランでも時間制限を気にせず使えます。

⚠️ 誤解②:Teamsがあれば社内チャット(Slack)は不要

Teamsのチャット機能はSlackと似ていますが、UI・通知設定・アプリ連携の柔軟性ではSlackが優位です。特にエンジニアチームやツール連携が多いチームは、Teamsのチャットだけでは物足りないと感じるケースがあります。

⚠️ 誤解③:Teamsはセキュリティが高いからZoomより安全

ZoomもISO 27001・SOC 2 Type IIなどのセキュリティ認証を取得しており、一般的なビジネス利用では十分なセキュリティ水準です。TeamsがZoomより安全というわけではなく、どちらも企業利用に適した水準です。

両方使う場合の現実的な運用方法

実際には「社内はTeams・外部会議はZoom」という併用が多くの企業で一般的です。

Zoom + Teams 併用時の使い分け
  • Zoom:外部クライアント・取引先との打ち合わせ、ウェビナー
  • Teams:社内チャット・ファイル共有・社内MTG・Officeアプリ連携
💡 費用を抑えるなら

Microsoft 365ユーザーであればTeamsは追加費用なし。Zoomは1対1の会議なら無料プランで制限なし。この組み合わせなら追加費用ゼロで両方使えます。外部との会議が3人以上・40分超になる場合のみZoomの有料プランを検討してください。

よくある質問

QZoomとTeamsはどちらが無料で使えますか?
どちらも無料プランがあります。Zoomは3人以上の会議に40分制限あり(1対1は無制限)、Teamsは機能制限ありで60分まで。Microsoft 365ユーザーはTeamsが追加費用なしで使えます。
Qどちらが使いやすいですか?
ビデオ会議の操作性はZoomの方がシンプルです。チャットや社内連絡も含めた総合的な使いやすさはTeamsが評価されています。どちらが向いているかは、主な用途によって変わります。
Q外部の人とのビデオ会議にはどちらがいいですか?
外部との会議にはZoomがおすすめです。相手がアカウントなしでもURLクリックだけで参加できるため、クライアントとの会議で「参加できない」というトラブルが起きにくいです。
QMicrosoft 365ユーザーはどちらを選ぶべきですか?
まずTeamsを試してください。追加費用なしでWordやExcelと連携でき、社内コミュニケーションを一元化できます。外部との会議が多い場合のみZoomを追加で検討してください。
QZoomとTeamsを両方使うことはできますか?
はい、併用している企業は多いです。社内はTeamsでチャット・ファイル共有を行い、外部クライアントとの会議にはZoomを使うという使い分けが一般的です。Microsoft 365ユーザーなら追加費用なしでTeamsを使えるため、Zoomの無料プランと組み合わせるとコストを最小化できます。

まとめ

ZoomとTeamsはどちらが優れているというよりも、用途によって得意分野が異なるツールです。外部との会議が多い・ウェビナーを開催するならZoom、Microsoft 365環境で社内連絡も一元化したいならTeamsが向いています。

迷っているなら、まず現在の環境で無料で使えるものから試してみてください。Microsoft 365ユーザーならTeamsを、それ以外ならZoomの無料プランから始めるのが現実的です。

※ 価格・プラン内容は記事確認時点の情報です。最新情報は各公式サイトでご確認ください。