結論
🗓 価格確認日:2026年8月5日。各社公式サイト・複数の専門メディアの2026年5〜8月時点の情報を基に確認しています。生成AIは価格改定の頻度が高いため、契約前に必ず各社公式サイトでご確認ください。
選び方のポイント
AIツール選びで最初に確認すべきことは「今使っているツールと連携できるか」です。ただし後述の通り、Microsoft 365ユーザーだからといってCopilotが無条件に使えるわけではない点には注意が必要です。
- 今使っているOfficeツールはMicrosoft系かGoogle系か
- 主な用途は文章生成か、データ分析か、最新情報のリサーチか
- 社内の機密情報を扱う必要があるか
- 月いくらまでのコストが許容できるか(追加ライセンス費用も含めて)
おすすめAIツール5選
メール作成・議事録・資料作成・アイデア出し・コード生成まで、あらゆるテキスト業務に対応できる代表的なAIです。無料プランでも十分使えますが、有料プランではより高性能なモデルが使え、画像生成・音声入力にも対応します。2026年1月からは新規ユーザー向けに円建て料金(月¥3,000・税込)も選べるようになりました。
WordやExcelの中で直接AIが使えるのがCopilotの最大の強みです。「この会議の議事録を要約して」「このデータをグラフにして」といった指示をOffice内で完結できます。Web版の基本チャット機能は無料で使えますが、Word・Excel・PowerPointに統合されたMicrosoft 365 Copilotは、Business Basic/Standard/Premiumいずれのベースプランとも別売りの追加ライセンスです。
Anthropicが開発するAIです。長い文書の要約・複雑な分析・丁寧な文章作成が得意で、ChatGPTと比べて回答が慎重で、ビジネス文書に向いた文体とされています。PDFや画像の読み込みにも対応しており、無料プランでも一定の品質で使えます。2026年4月からAnthropicが日本の適格請求書発行事業者として登録されたため、法人利用でもインボイス対応が可能になりました。
GoogleのAIです。GmailやGoogleドライブと連携し、メールの返信案作成・ドキュメント要約・スプレッドシートの分析をGoogleアプリの中で完結できます。CopilotとGeminiの決定的な違いは「費用の出方」で、GeminiはGoogle Workspace Business Standard(月¥1,600/人〜)以上のプランに標準で含まれているため、Copilotのような追加ライセンス費用がかかりません。
最新情報をリアルタイムで検索しながら回答するAIです。競合調査・市場リサーチ・最新ニュースの収集に特化しており、引用元も提示されるため確認がしやすい設計です。無料プランでも1日数回のPro Search機能が使え、軽めのリサーチ用途なら無料で完結することも多いです。
料金・機能比較表
| AIツール | 無料プラン | 有料最安 | 日本語 | Office/Google連携 | 最新情報 |
|---|---|---|---|---|---|
| ChatGPT | ✔ | $20/月(または¥3,000/月) | ✔ | △ | 有料のみ |
| Copilot | ✔ Web版のみ | 別売・月¥4,000〜4,500程度 | ✔ | ✔ 完璧(有料) | ✔ |
| Claude | ✔ | $20/月 | ✔ | ✗ | ✗ |
| Gemini | ✔ | Business Standard(¥1,600〜)に含む | ✔ | Google系 | ✔ |
| Perplexity | ✔ | $20/月 | ✔ | ✗ | ✔ 特化 |
予算帯で見る選び方マップ
「毎月いくらまで出せるか」で選択肢を絞り込むと判断しやすくなります。
| 予算帯(1人あたり月額) | 選択肢 | 向いているケース |
|---|---|---|
| ¥0(無料のみ) | ChatGPT無料版・Claude無料版・Gemini無料版・Perplexity無料版 | まず試したい・利用頻度が低い |
| 〜¥1,600 | Google Workspace Business Standard(Gemini込み) | すでにGoogle Workspaceを使っている・追加費用を抑えたい |
| 〜¥3,200 | ChatGPT Plus・Claude Pro・Perplexity Pro | 個人で本格的にAIを使い倒したい |
| 〜¥4,500 | Microsoft 365 Copilot(追加ライセンス) | Office作業の自動化を本格導入したい |
Copilot・Gemini導入時の注意点
Microsoft 365 Copilotは、Business Basic・Standard・Premiumのどのベースプランを契約していても、別途追加ライセンスとして申し込む必要があります。2026年時点の実勢価格は1ユーザーあたり月4,000〜4,500円程度です。Web版の基本的なチャット機能自体は無料で使えますが、Word・Excel・PowerPointの中で直接AIを使う「本命の使い方」には追加費用が発生する点に注意してください。
- Google Workspace Business Standard(月¥1,600/人〜)以上のプランに、AI機能が標準で含まれている
- 追加のライセンス申請・稟議が不要なケースが多い
- ただし高度な機能(Gemini Advanced相当)を使いたい場合は、別途Google One AI Premium等の契約が必要になることもある
業務別おすすめ
- メール作成・返信 → ChatGPT or Copilot
- 会議の議事録要約 → Copilot(Teams連携)or Claude
- Excel・スプレッドシート → Copilot or Gemini
- 競合・市場リサーチ → Perplexity AI
- 長文レポート・提案書 → Claude
- アイデア出し・ブレスト → ChatGPT
- 営業資料・プレゼン作成 → Copilot(PowerPoint連携)
- 顧客対応の下書き作成 → ChatGPT or Claude(トーンの丁寧さ重視ならClaude)
よくある質問
まとめ
まずは無料プランで試してみることをおすすめします。どのツールも登録5分で使い始められます。Copilot・Gemini for Workspaceのような法人向けAIは、料金体系が「別売」か「プラン込み」かで大きく変わるため、導入前にこの記事の比較表で確認しておくと稟議がスムーズです。