結論

単刀直入に言うと、「まず試したい・副業ならBASE、本格的にEC事業を育てるならShopify」という使い分けが基本です。月商12万円前後が損益分岐点の目安になります。

🗓 価格確認日:2026年8月5日。Shopify料金・手数料はShopify公式サイトを直接確認しています。BASEの手数料は実際の登録・操作の上で確認しています。最新情報は各公式サイトでご確認ください。

編集部の結論
副業・個人・月商5万円以下・まず試したい→ BASE(初期費用・月額0円)
本格EC・月商12万円以上・越境EC・拡張性重視→ Shopify(¥3,650/月〜・年払い)

コスト比較

比較項目Shopify(Basic・年払い)BASE(スタンダード)
月額費用¥3,650/月¥0
販売手数料0%3%
決済手数料3.55%+¥0(Shopifyペイメント)3.6%+¥40/件
実質手数料合計3.55%約6.6%+¥40/件
月商10万円のコスト目安約¥7,200(月額+決済3,550)約¥6,600+件数分の¥40
月商30万円のコスト目安約¥14,300約¥19,800+件数分の¥40
初期費用¥0¥0
無料トライアル3日間(以後3ヶ月は月額150円)永続無料(売上時のみ手数料)
💡 コスト構造の根本的な違い

BASEは「売上が発生するたびに手数料がかかる」仕組みで、月商が増えるほどコストが増えます。Shopifyは「月額固定+低めの決済手数料」の仕組みで、月商が増えても手数料の増え方が緩やかです。

⚠️ 「Shopifyの決済手数料は2%」という情報に注意

Web上の比較記事には「Shopifyの決済手数料は2%」という記載も見られますが、これは外部決済サービスを使った場合に別途発生する追加手数料であり、Shopifyペイメント自体のカード手数料(Basicプランで3.55%)とは別物です。Shopifyペイメントを使う場合、この2%は発生しません。当サイトも過去にこの2つを混同していたため、公式サイトで直接確認の上、訂正しています。

機能比較

機能ShopifyBASE
初期設定の簡単さ△ やや複雑◎ 30分程度で完成
デザインの自由度◎ 高い△ テンプレート中心
SEO機能◎ 充実△ 基本のみ
アプリ連携数数千規模数十
在庫管理◎ 詳細管理(10ロケーション)○ 基本機能
越境EC(海外販売)◎ 対応✗ 非対応
定期購入・サブスク✔(アプリで対応)△ 限定的
日本語サポート○ 24時間対応◎ 充実

損益分岐点の計算

月商によってどちらが安いかが変わります。Shopifyペイメント利用時のカード手数料3.55%を基準に計算してみます。

月商BASEのコスト目安(6.6%)Shopifyのコスト目安(月額+3.55%)有利
3万円約¥1,980約¥4,715BASE
5万円約¥3,300約¥5,425BASE
10万円約¥6,600約¥7,200BASE(僅差)
約12万円約¥7,920約¥7,910ほぼ同額(損益分岐点)
30万円約¥19,800約¥14,300Shopify
100万円約¥66,000約¥39,150Shopify

※ BASEの実際のコストには注文件数分の¥40が別途加算されます。上記は概算シミュレーションです。

💡 月商12万円前後が乗り換えの目安

月商10万円を超えたあたりから損益分岐点に近づき、月商12万円前後で逆転します。それ以降はShopifyの方が明らかに安くなります。「売上が伸びてきた」と感じたタイミングが乗り換えの検討時期です。

それぞれの特徴

💬 BASE:実際に登録・操作した上での感想

登録からショップ公開まで本当に30分程度で完成しました。商品登録・決済設定・デザインカスタマイズがすべてブラウザ上でシンプルに完結します。初めてネットショップを作る方にとって最もストレスが少ない選択肢だと感じました。ただし月商が増えると手数料の負担が大きくなるため、「売上が出てきたらShopifyに移ろう」と最初から計画している方も多いようです。

📋 Shopify:公式情報から見る特徴

Shopify公式サイトによると、管理画面は日本語表示に対応しており、日本語での24時間サポート体制も整っています。アプリストアには数千規模のアプリが用意されており、定期購入・予約販売・在庫アラートなど、BASEでは対応が難しい機能を後から追加できる点が特徴です。

初期設定の項目数はBASEより多く、公式ヘルプでも「ストア構築には計画的な準備が推奨される」旨が案内されています。具体的な設定所要時間については、当編集部では実際の構築時間を計測しておらず、確認でき次第この記事に追記します。

よくある誤解・注意点

⚠️ 誤解①:BASEは本当に無料か

月額費用は0円ですが、売上が発生するたびに「決済手数料3.6%+40円」と「サービス利用料3%」がかかります。月商10万円の場合、合計で約6,600円の手数料が発生します。「売上がある=コストがかかる」という理解が正確です。

⚠️ 誤解②:ShopifyはBASEより常に高い

月商が少ない間はBASEの方が安いですが、月商12万円前後を超えるとShopifyの方が安くなります。「月額がかかる=高い」ではなく、月商規模に応じてどちらが安いかを計算することが重要です。

⚠️ 誤解③:Shopifyの有料アプリで予想外にコストがかかることがある

Shopifyは基本機能に加えて有料アプリを入れるとコストが積み上がることがあります。最初は無料アプリを中心に構成して、必要に応じて有料アプリを追加していく進め方がおすすめです。

BASEからShopifyへの乗り換え

月商が増えてShopifyへの移行を検討する場合の手順を整理します。

乗り換えのステップ
  • Step 1:Shopifyの3日間無料トライアルで並行して環境を構築する
  • Step 2:BASEの商品データをCSVエクスポートしてShopifyにインポートする
  • Step 3:決済・デザイン・ドメイン設定を完了させる
  • Step 4:新規注文をShopifyで受け始めて、BASEは段階的に終了する
💡 乗り換えのタイミング

年末年始・繁忙期は避けて、閑散期に移行するのがおすすめです。顧客への告知(ドメインが変わる場合)も忘れずに行ってください。

よくある質問

QShopifyとBASEの一番大きな違いは何ですか?
最大の違いはコスト構造です。BASEは月額0円で販売手数料型(売上の約6.6%+40円/件)、Shopifyは月額3,650円〜(年払い)でカード手数料3.55%〜という構造です。売上が多いほどShopifyが有利になります。
QShopifyはBASEより難しいですか?
Shopifyは設定項目が多く、最初の構築には計画的な準備が推奨されています。ただし一度設定すれば日常運用は簡単で、機能の自由度がBASEより大幅に高くなります。
QBASEからShopifyに乗り換えはできますか?
商品データをCSVエクスポートしてShopifyにインポートできます。顧客データや注文履歴の完全移行は手間がかかるため、月商が増えて移行を決断したタイミングで実施するのがおすすめです。
Q月商いくらからShopifyに乗り換えるべきですか?
月商12万円前後が損益分岐点の目安です。これを超えるとShopifyの方がトータルコストが安くなるケースが多いです。
Q越境EC(海外販売)をするならどちらがいいですか?
越境ECにはShopifyがおすすめです。多言語・多通貨に対応しており、世界175カ国での販売実績があります。BASEは基本的に日本国内向けの販売に特化しています。

まとめ

ShopifyとBASEはどちらが優れているというより、月商規模と事業ステージで使い分けるツールです。まず無料のBASEで始めて、月商が増えてきたらShopifyへ移行するという流れが最もリスクが少なく現実的です。

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Shopify
本格EC・月商12万円以上に
  • 月商が増えるほど実質コストが安くなる
  • アプリ数千規模・拡張性◎
  • 越境EC・多通貨対応
  • 3日間無料トライアルあり
月額 ¥3,650〜(Basicプラン・年払い)
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BASE
副業・個人・まず試したいに
  • 初期費用・月額0円
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