結論

編集部の結論
個人・副業・初期費用ゼロ→ BASE
本格EC・越境EC・拡張性→ Shopify
国産・中規模・安定運用→ makeshop

選び方のポイント

ECカート選びで最初に決めるべきことは「月の売上目標がいくらか」です。売上が少ないうちはBASEのような手数料型(月額固定費なし)が有利ですが、売上が増えるとShopifyのような月額固定型の方がトータルコストが安くなる構造になっています。

売上規模別の選び方
  • 月売上10万円以下:BASE・STORES・カラーミーショップの無料プラン(初期費用・月額ゼロ)
  • 月売上10〜100万円:ShopifyかBASEで手数料シミュレーションして比較(後述)
  • 月売上100万円以上:Shopifyが手数料的に有利になりやすい
  • 越境EC・海外販売:Shopify一択
  • コンビニ決済・代引きなど国内特有の決済手段を重視:makeshop・STORES

おすすめECカート5選

1
Shopify
拡張性No.1・越境EC対応
¥3,650/月〜越境EC◎

世界175カ国で利用される世界最大級のECプラットフォームです。アプリで機能を拡張でき、デザインの自由度も高いのが特徴です。多言語・多通貨対応で越境ECにも強く、売上規模が大きくなるほど決済手数料が下がる料金体系のため、成長フェーズでコストパフォーマンスが上がります。2024年5月からは日本向けに円建て価格が導入され、為替変動の影響を受けにくくなりました。

月額(Basic・年払い)
¥3,650〜
決済手数料
3.55%〜
越境EC
✓ 対応
入金サイクル
最短5営業日
メリット・注意点
アプリストアが充実しており、在庫管理・メール配信・多言語化などを後から柔軟に追加できます。
入金サイクルが最短5営業日と早く、週次・月次から選べるため資金繰りの計画が立てやすいです。
月額固定費が発生するため、月商が非常に小さいうちはBASE等より割高になりやすいです。
アプリを追加すると別途利用料がかかるものが多く、機能を増やすほどランニングコストが上がりやすい点に注意が必要です。
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2
BASE
初期費用ゼロ・個人・副業向け
月額ゼロ初心者◎

初期費用・月額費用ゼロで始められるネットショップ開設サービスです(スタンダードプラン)。販売手数料3%+決済手数料3.6%+¥40のみで、売れるまでコストがかからないため、副業・個人の初めてのEC開設に向いています。月商が伸びてきた場合向けに、月額16,580円(年払い)で決済手数料が2.9%のみになる「グロースプラン」も用意されています。

月額(スタンダード)
¥0(手数料型)
販売手数料
3%+3.6%+¥40
越境EC
✗ 国内のみ
入金サイクル
通常10営業日〜
メリット・注意点
売上ゼロの月は費用が一切発生しないため、始めるハードルが低いです。
有料の「最速振込」サービスを使えば、土日祝を含む最短当日入金も可能です。
スタンダードプランの実質手数料(約6.6%+¥40)は、売上が増えるほど負担が大きくなります。目安として月商40〜50万円を超えたあたりからグロースプランへの切り替えを検討するとよいとされています。
キャリア決済(ドコモ払い等)・代引きには対応していません。
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3
makeshop
国産・中規模・安定運用向け
国産◎¥11,000/月〜

GMOグループが提供する国産ECカートで、12,000社を超える導入実績があります。月額は他社と比べて高めですが販売手数料が0円で、決済手数料も比較的安いため、売上規模が大きくなるほどコストパフォーマンスが良くなる構造です。日本語サポートが手厚く、コンビニ決済・代引きなど国内向け決済機能が充実しています。

月額(プレミアム)
¥11,000〜
決済手数料
3.19%〜
販売手数料
¥0
初期費用
¥11,000
メリット・注意点
コンビニ決済・代引きなど、日本の消費者に馴染みのある決済手段への対応が手厚いです。
電話・チャットでの日本語サポートが整っており、初めてのEC運営でも相談しやすいとされています。
初期費用・月額費用ともに他社より高めのため、月商が少ないうちは負担が大きく感じられやすいです。
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4
STORES
無料プランあり・デザイン重視
無料プランあり代引き対応

シンプルで洗練されたデザインのネットショップが作れるサービスです。初期費用・月額費用無料のフリープランに加え、月額3,300円(税込)のスタンダードプランも用意されています。実店舗のキャッシュレス決済やネット予約機能とも連携しやすく、代引きにも対応している点がBASEとの違いです。アクセサリー・ハンドメイド作品など、デザイン重視のジャンルで人気があります。

月額
¥0〜¥3,300
決済手数料
3.6%〜
代引き
✓ 対応
越境EC
✗ 国内のみ
メリット・注意点
デザインテンプレートの完成度が高く、初心者でも見栄えの良いショップを作りやすいとされています。
代引きに対応している点はBASEにはない強みです。
本格的な機能拡張やカスタマイズ性の面では、ShopifyやMakeshopと比べると制約があります。
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5
カラーミーショップ
老舗・国産・機能充実
無料プランあり¥4,950/月〜

GMOペパボが提供する老舗のECカートで、2004年のサービス開始以来、国内最大級の導入実績があります。初期費用・月額費用無料の「フリープラン」から、機能が充実した「レギュラープラン」(月額4,950円)「ラージプラン」(月額9,595円)まで、事業フェーズに応じて選べます。350種類以上のアプリストア機能があり、機能面での拡張性が高いのが特徴です。

月額(レギュラー)
¥4,950〜
フリープラン
¥0(月商10万円以下向け)
販売手数料
¥0(レギュラー以上)
アプリ数
350種類以上
メリット・注意点
フリープランでも一定の販売機能が使えるため、月商10万円以下ならランニングコストを最小限に抑えられます。
アプリストアが350種類以上と豊富で、機能を後から拡張しやすいです。
2022年4月の料金改定でレギュラー・ラージプランの月額が値上げされているため、古い情報を見ている場合は要注意です。
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手数料比較表

サービス月額販売手数料決済手数料越境EC
Shopify¥3,650〜0%3.55%〜
BASE¥03%3.6%+¥40
makeshop¥11,000〜0%3.19%〜
STORES¥0〜5%3.6%
カラーミー¥0〜(有料は¥4,950〜)0%(有料プラン)3.4%〜

🗓 価格確認日:2026年8月5日。各社公式サイト・複数の第三者比較記事と照合して確認しています。Shopify決済手数料はBasicプラン(公式サイト直接確認)の数値です。Shopifyは2024年5月から日本向け円建て価格を導入済みです。最新価格は必ず各社公式サイトでご確認ください。

手数料シミュレーション

「結局どっちが安いの?」を判断するため、月商別にShopify(Basicプラン)とBASE(スタンダードプラン)の実質コストを比較します。決済手数料はShopifyペイメント利用時(3.55%・Shopify公式サイト確認値)・BASEはスタンダードプラン(3.6%+¥40+3%)を想定した概算です。

月商Shopify実質コスト目安BASE実質コスト目安有利な方
月商10万円約¥7,200(月額¥3,650+手数料¥3,550)約¥6,600+件数分の¥40BASEがやや有利
月商50万円約¥21,400約¥33,000+件数分の¥40Shopifyが有利
月商100万円約¥39,150約¥66,000+件数分の¥40Shopifyが明確に有利

※ 上記は決済手数料のみの概算シミュレーションです。実際には注文件数(BASEの¥40/件加算)・利用する決済方法・アプリ利用料などによって変動します。目安として参考にしてください。

個人事業主が確認しておきたいポイント

導入前にチェックしておきたいこと
  • クレジットカード決済の導入には、事業者情報・本人確認書類の提出が必要になります
  • 特定商取引法に基づく表記は、利用するECカートに関わらず別途自分で用意・掲載する必要があります
  • 入金サイクル(Shopifyは最短5営業日、BASEは通常10営業日)は資金繰りに直結するため、事前に確認しておくと安心です
  • 複数のカートを比較する際は、決済手数料だけでなく「振込手数料」「事務手数料」も含めた実質コストで比較しましょう

よくある質問

Q個人・小規模向けにおすすめのECカートはどれですか?
初期費用ゼロで始めたい個人・小規模ならBASEがおすすめです。月額固定費がなく、販売手数料のみで使えます。STORESやカラーミーショップのフリープランも同様の考え方で選択肢になります。
QShopifyとBASEはどちらがいいですか?
小規模個人・副業にはBASE、本格的に販売・越境ECを目指すならShopifyがおすすめです。Shopifyは月額¥3,650〜(年払い)かかりますが、拡張性が高く、売上規模が大きいほど手数料面でも有利になります。
Q手数料はどのくらいかかりますか?
BASEは販売手数料3%+決済手数料3.6%+¥40(合計約6.6%+¥40)。Shopifyは月額¥3,650〜+決済手数料3.55%〜です。
Q越境ECはできますか?
Shopifyは越境EC機能が充実しており、多言語・多通貨に対応しています。BASE・STORES・カラーミーショップは基本的に国内向けです。
Q個人事業主でもECカートは使えますか?
はい、いずれのサービスも個人事業主が利用できます。ただしクレジットカード決済を導入する際は事業者情報・本人確認書類の提出が必要で、特定商取引法に基づく表記も別途必要になります。
Q入金サイクルはどのくらいですか?
Shopifyは最短5営業日(週次または月次を選択可能)です。BASEは通常10営業日後ですが、有料の最速振込サービスを使うと最短当日入金も可能です。
Q無料プランだけで運営できますか?
月商10万円以下程度の小規模であれば、BASE・STORES・カラーミーショップの無料プランでも運営可能です。売上が伸びてきたら、月額固定費のかかるプランへの切り替えを検討するタイミングです。

まとめ

選び方のまとめ
初期費用ゼロ・個人・副業BASE
本格EC・越境EC・拡張性重視Shopify
国産・安定運用・中規模makeshop

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