結論
先に結論を言います。「まず試したい・副業ならBASE、本格的にEC事業を育てるならShopify」が基本の選択肢です。月商5万円前後が損益分岐点の目安になります。
※ 価格は記事確認時点の情報です。最新情報は各公式サイトでご確認ください。
① BASE(無料から始める)
初期費用・月額費用が完全0円でネットショップを開設できます。売上が発生したときだけ手数料がかかる仕組みのため、リスクなしで始められます。副業・ハンドメイド作家・小ロット販売に特に向いており、デザインテンプレートも豊富で30分あればショップが完成します。
② Shopify(本格EC)
世界170カ国で使われる本格ECプラットフォームです。アプリ(プラグイン)が8,000以上あり、在庫管理・予約・定期購入・多言語対応など高度な機能を追加できます。月商が増えるほどトータルコストがBASEより安くなり、本格的にEC事業を育てたい方に最適です。
③ カラーミーショップ
GMOペパボが提供する国産ECカート。20年以上の実績があり、国内のEC担当者に安定して支持されています。販売手数料が0%なので月商が増えるほどコストパフォーマンスが良くなります。日本語サポートが充実しており、困ったときに日本語で相談できる安心感があります。
④ makeshop
GMOが提供する中規模〜向けECカート。商品数・受注数が多い店舗向けに機能が充実しています。販売手数料は0%で、月額費用は高いですが月商が大きくなるほどトータルコストが有利になります。個人・副業向けには費用対効果が合わないケースが多いです。
料金・手数料 一覧比較
※ 価格は記事確認時点の情報です。最新情報は各公式サイトでご確認ください。
| サービス | 月額費用 | 販売手数料 | 決済手数料 | 向いている規模 |
|---|---|---|---|---|
| BASE | ¥0〜 | 3%(スタンダード) | 3.6%+40円 | 副業・個人・小規模 |
| Shopify | ¥3,290〜 | 0% | 2%〜 | 中規模〜本格EC |
| カラーミー | ¥4,950〜 | 0% | 3.24%〜 | 中小規模・安定志向 |
| makeshop | ¥11,000〜 | 0% | 3.14%〜 | 中規模〜大規模 |
損益分岐点の計算
BASEとShopifyのどちらが安いかは月商によって変わります。月商が少ない間はBASEの方が安く、月商が増えるにつれShopifyの方が有利になります。
| 月商 | BASEのコスト(手数料合計6.6%) | Shopifyのコスト(月額+決済2%) | 有利 |
|---|---|---|---|
| 3万円 | 約1,980円 | 約3,890円(月額3,290+決済600) | BASE |
| 5万円 | 約3,300円 | 約4,290円 | BASE(拮抗) |
| 10万円 | 約6,600円 | 約5,290円 | Shopify |
| 30万円 | 約19,800円 | 約9,290円 | Shopify |
月商5万円以上になったタイミングでShopifyへの移行を検討することをおすすめします。ただし商品数・機能要件によっても変わるため、最終的には試算してから判断してください。
実際に使ってみた感想
BASE:登録からショップ公開まで本当に30分程度で完成しました。商品登録・決済設定・デザインカスタマイズがすべてブラウザ上でできます。初めてネットショップを作る方でも迷う場面がほとんどありませんでした。ただし月商が増えると手数料の負担が大きくなるため、売上が伸びてきたらShopifyへの移行を検討する方が多いです。
Shopify:UIは英語ベースが基本ですが、管理画面の日本語化は進んでいます。アプリの豊富さが際立っており、定期購入・予約販売・在庫アラートなど、BASEでは対応できない機能を追加できます。月額費用がかかる分、月商が一定以上になるとトータルコストはBASEより安くなります。
カラーミーショップ:日本語サポートが手厚く、困ったときに電話で相談できる安心感があります。販売手数料0%なので月商が増えてもコストが比例して増えない点が優秀です。国産サービスを使いたい・安定性重視の方に向いています。
よくある誤解・注意点
月額費用は0円ですが、売上が発生するたびに「決済手数料3.6%+40円」と「サービス利用料3%」がかかります。月商10万円の場合、合計で約6,600円の手数料が発生します。「完全無料」ではなく「売上に応じて手数料がかかる」という理解が正確です。
Shopifyは「Shopifyペイメント(公式決済)」を使うと取引手数料が0%になりますが、外部決済(PayPayなど)を使う場合は別途取引手数料がかかります。プランや使う決済方法によってコストが変わるため、公式サイトで最新の料金体系を確認してください。
よくある質問
まとめ
ネットショップの選択は月商規模と事業ステージで決まります。まず月商が少ない間はBASEで始めて、売上が伸びてきたらShopifyまたはカラーミーショップへの移行を検討するのが現実的な流れです。