テンプレートの使い方(基本)

Notionのテンプレートは、あらかじめページ構成・データベース・フォームが設定された「出来合いのワークスペース」です。自分でゼロから設計する手間なく、今日から使い始められる点が最大のメリットです。

💡 テンプレートギャラリーからコピーする方法

notion.com/templates にアクセス → 使いたいテンプレートを選択 → 「このテンプレートを使う」をクリック → 自分のワークスペースにコピーされます。コピー後は自由に編集できます。Notionアカウントがあれば無料テンプレートはすぐに使えます。

⚠️ テンプレートをそのままチームに展開するのは避けてください

テンプレートは「ひな型」です。そのまま展開すると「どこに何を書けばいいかわからない」という混乱が起きやすいです。まず管理者が1〜2週間使って自社の業務に合わせてカスタマイズしてから、チームに共有するのがうまくいくコツです。

おすすめテンプレート10選

01会議メモ・アジェンダ

会議ごとにページを作成し、アジェンダ・議事録・アクションアイテム・次回の確認事項を1ページにまとめるテンプレートです。会議後にアクションアイテムをタスクデータベースに連携できます。

💡 使い方のコツ:会議前にアジェンダを書いてメンバーと共有 → 会議中に議事録を記入 → 終了後すぐにアクションアイテムを担当者にアサインする流れが定着すると効果的です。
02週次タスク管理

今週・来週・今月のタスクを優先度・担当者・期限で管理するシンプルなデータベースです。カンバンビュー(ボード)とリストビューの切り替えができるので、個人の作業管理にもチームの進捗確認にも使えます。

💡 向いている使い方:毎朝「今日やること」を書き出す習慣と組み合わせると効果的です。AsanaやTrelloと比べてシンプルな分、管理コストが低く続けやすいです。
03プロジェクト管理(ロードマップ)

プロジェクトのフェーズ・マイルストーン・タスク・担当者・ステータスをまとめて管理するテンプレートです。タイムラインビューでガントチャート的に進捗を確認できます。

💡 注意点:NotionのタイムラインビューはAsanaのガントほど高機能ではありません。依存関係の矢印表示などはできないため、工程管理が複雑な場合はAsanaやBacklogの方が適しています。
04顧客・取引先管理(簡易CRM)

顧客名・担当者・連絡先・商談状況・次のアクションをデータベースで管理するテンプレートです。HubSpotなどの本格CRMを導入する前の「まずNotionで管理したい」という段階に向いています。

💡 向いている使い方:顧客数が50件以下・営業メンバーが数名の段階ならNotionの簡易CRMで十分対応できます。顧客数が増えてきたらHubSpotなどの専用CRMへの移行を検討してください。
05採用管理

応募者情報・選考ステータス・面接メモ・評価をデータベースで一元管理するテンプレートです。「書類選考→一次面接→最終面接→内定」の進捗をカンバンビューで視覚的に管理できます。

💡 向いている使い方:採用人数が少ない小規模な採用活動に向いています。年間採用数が10名を超えてきたら専用の採用管理ツール(HRMOSなど)を検討してください。
06社内Wiki・ナレッジベース

業務マニュアル・FAQ・社内規定・ツールの使い方をカテゴリ別に整理するテンプレートです。入社時のオンボーディング資料や、「あの作業ってどうやるんだっけ?」を解消するナレッジ蓄積に向いています。

💡 使い方のコツ:まずよく聞かれる質問5〜10個から作り始めて、質問があるたびにページを追加していく方法が無理なく続けられます。最初から完璧なWikiを作ろうとするとハードルが高くなりすぎます。
07コンテンツ・SNS投稿管理

ブログ記事・SNS投稿のテーマ・担当者・公開日・ステータス(下書き→確認中→公開済み)をデータベースで管理するテンプレートです。カレンダービューで投稿スケジュールを視覚的に確認できます。

💡 向いている使い方:コンテンツマーケティングを始めたばかりで、まず投稿管理を可視化したい段階に向いています。
08OKR・目標管理

Objective(目標)・Key Results(主要な結果指標)・進捗率を四半期ごとに管理するテンプレートです。会社全体・部署・個人のOKRを階層で管理できます。

💡 注意点:OKRは仕組みより「どんな目標を設定するか」「定期的にレビューするか」の運用が重要です。テンプレートを作ることより、月次・四半期でのレビューMTGを先に設計することをおすすめします。
091on1・面談記録

上司と部下の1on1の日付・アジェンダ・メモ・アクションアイテムを蓄積するテンプレートです。過去の1on1の記録が一か所に集まるため、振り返りや評価面談での参照がしやすくなります。

💡 使い方のコツ:1on1の前日にアジェンダをお互いが書き込む習慣をつけると、会話の質が上がります。プライベートページ(非公開)に設定して運用するのが一般的です。
10読書・インプット管理

読んだ本・記事・ポッドキャストのタイトル・要約・学んだことをデータベースで管理するテンプレートです。個人のナレッジ蓄積から、チームでの学習記録の共有まで使えます。

💡 向いている使い方:読んだ直後に感想と学んだことを3行でメモするだけで、数か月後に振り返ったときに価値あるデータベースになります。

チームに展開する前にやること

テンプレートをコピーしてすぐチームに共有すると、「どこに何を書けばいいかわからない」という混乱が起きやすいです。展開前に以下を準備しておくと定着率が上がります。

チーム展開前のチェックリスト
  • 管理者が1〜2週間実際に使って、自社業務に合わせてカスタマイズする
  • 「このページに何を書くか」「どのタグ・ステータスを使うか」のルールを決める
  • Slackやメールで「Notionの使い方ガイド」を送ってから招待する
  • 最初の2週間は週1回「使い方で困っていることはあるか」を確認する
  • 使われていないデータベースは思い切って削除する(シンプルが定着の近道)

よくあるつまずきポイント

⚠️ つまずき①:テンプレートをコピーしたのにどう使うかわからない

テンプレートには「どこに何を入力するか」が書かれていないことがほとんどです。対応策:テンプレートの一番上に「このページの使い方」という説明セクションを自分で追加しておくと、チームへの展開がスムーズになります。

⚠️ つまずき②:データベースが増えすぎて管理しきれなくなる

「あれもNotionにしよう・これもNotionにしよう」とページが増えすぎると、必要な情報がどこにあるか見つけにくくなります。対応策:最初は3〜5ページに絞り、必要に応じて追加するほうが長続きします。

よくある質問

QNotionのテンプレートは無料で使えますか?
はい、Notionのテンプレートギャラリーには無料テンプレートが多数あります。Notion公式が提供するテンプレートは基本的に無料です。一部のクリエイターが有料(数百〜数千円)で販売しているテンプレートもあります。
Qテンプレートの使い方がわからない場合はどうすればいいですか?
Notionのテンプレートギャラリー(notion.com/templates)から使いたいテンプレートを選んで「このテンプレートを使う」をクリックすると、自分のワークスペースにコピーされます。コピー後は自由に編集できます。
QNotionテンプレートをチームで共有する方法は?
テンプレートをコピーしてページを作成したら、右上の「共有」ボタンからチームメンバーを招待するか、ワークスペース全体で共有する設定にします。チームプラン(有料)であれば複数メンバーでの共同編集が可能です。

まとめ

Notionのテンプレートは「ゼロから設計する手間を省く」ためのツールです。今日紹介した10種類の中から、今の自社で一番困っていることを解決できるテンプレートを1〜2個選んで使い始めるのがおすすめです。完璧なワークスペースを最初から作ろうとするより、小さく始めて育てていくほうがNotionは長続きします。