Zoho CRMとは

Zoho CRMはインドのZoho社が提供するクラウド型CRM(顧客管理システム)です。世界150カ国以上・25万社以上に導入されており、日本ではゾーホージャパンが日本語サポートを提供しています。3名まで永続無料で使えるため、小規模チームの最初のCRMとして選ばれることが多いツールです。

※ 価格は記事確認時点の情報です。最新情報は各公式サイトでご確認ください。

Zoho CRMの主な特徴
  • 3名まで永続無料・有料プランはHubSpotより安い(月1,680円〜)
  • カスタマイズ性が高い(フィールド・ビュー・ワークフローを柔軟に設定)
  • 日本法人あり・電話・チャット・メールの日本語サポート充実
  • Zoho Mail・Zoho Books等の関連サービスと一元連携可能
  • AIによる売上予測・ワークフロー自動化が有料プランで使える

登録・初期設定

1Zoho CRMに登録する(5分)

zoho.com/jp/crm/ にアクセス →「無料で始める」→ メールアドレスまたはGoogleアカウントで登録 → 会社名・チーム規模・業種を設定してスタートします。

💡 登録時に「ビジネスの種類」を選ぶと、業種に合ったデフォルトのパイプライン・フィールドが設定されます。後から変更も可能なので、まず近い業種を選んでください。
2基本設定を済ませる

右上の設定(歯車アイコン)→「一般設定」から以下を設定します。

  • 会社名・タイムゾーン(Asia/Tokyo)・通貨(JPY)
  • 日付形式(YYYY/MM/DD)
  • チームメンバーの招待(無料プランは3名まで)
💡 タイムゾーンと通貨の設定は後から変更しにくいため、最初に必ず設定してください。デフォルトが英語・ドル設定になっている場合があります。

リード(見込み客)を登録する

Zoho CRMでは「まだ取引が始まっていない見込み客」をリードとして管理します。商談が始まったタイミングでコンタクト(連絡先)に変換します。

3リードを登録する

上部メニュー「リード」→「リードを作成」→ 氏名・会社名・メール・電話番号・リードソース(展示会・Web・紹介等)を入力して「保存」します。

💡 リードとコンタクトの違い:リードは見込み客の段階、コンタクトは取引が始まった顧客です。Zoho CRMはリードからコンタクト・商談への変換を自動で行う機能があります。

顧客(連絡先)を管理する

4連絡先(コンタクト)を登録・管理する

上部メニュー「連絡先」→「連絡先を作成」→ 氏名・所属会社・役職・メール・電話番号を入力して「保存」します。連絡先画面では、その顧客とのメール送受信履歴・電話記録・商談状況・担当者が一覧で確認できます。

💡 既存のExcel顧客リストはCSVで一括インポート可能

「設定」→「インポート」→ CSVファイルをアップロード → 列のマッピング(どの列がどのフィールドか)を設定するだけで一括移行できます。事前にCSVの列名を整理しておくとスムーズです。

商談(Deal)を管理する

5商談を作成してパイプラインで管理する

上部メニュー「商談」→「商談を作成」→ 商談名・関連する連絡先・金額・クロージング予定日・ステージ(商談中・提案済み・交渉中・受注等)を入力して「保存」します。

パイプラインビューの使い方
  • 商談一覧をカンバン形式で表示できます
  • ステージごとに商談カードが並び、ドラッグ&ドロップでステージを更新できます
  • 各ステージの合計金額が自動で表示されるため売上予測に使えます

メール送信・活動記録

6顧客にメールを送信する

連絡先画面の「メールを送信」ボタン → 件名・本文を入力して送信します。送信したメールはその顧客の活動履歴に自動で記録されます。GmailやOutlookと連携すると既存のメールボックスからも送受信できます。

💡 Gmail連携を設定すると、Gmail上でやり取りしたメールが自動的にZoho CRMの該当顧客に紐付けられます。メールの転記作業が不要になります。

実際に使ってみた感想

💬 実際に操作・調査してわかったこと

初期設定について:登録からメンバー招待・基本設定まで約30分で完了しました。ただしカスタムフィールド(自社独自の項目)の追加やワークフローの設定は、業務フローを整理してから取り掛かる必要があるため、導入初日に完結させようとすると詰まります。まず「デフォルト設定のまま1週間使ってみる」ことをおすすめします。

日常の使い勝手:リード・コンタクト・商談の3階層の概念に慣れるまでに少し時間がかかりました。HubSpotと比べるとUIが複雑に感じますが、慣れてくると情報の粒度が高く「どこに何があるか」が明確になります。特にパイプランビューでの商談管理は実務で非常に使いやすいです。

カスタマイズ性:フィールドの追加・ビューの変更・ワークフローの自動化が柔軟にできる点はHubSpotを上回ります。自社の営業フローが特殊な場合や、既存の管理方法をそのままCRMに移したい場合はZohoの方が向いています。

よくあるつまずきポイント

⚠️ つまずき①:リードとコンタクトの使い分けがわからない

「リード」は見込み客(まだ取引前)、「コンタクト」は取引が始まった顧客です。最初はリードに全員入力して、商談が動き始めたタイミングでコンタクトに変換する運用が最もシンプルです。

⚠️ つまずき②:タイムゾーン・通貨がデフォルトのままになっていた

設定をしないままにしていると、活動記録の時刻がズレたり金額がドル表示になったりします。登録直後に「一般設定」からタイムゾーン(Asia/Tokyo)と通貨(JPY)を必ず設定してください。

⚠️ つまずき③:無料プランで4人目を招待しようとしてエラーになった

無料プランは3名までです。4人目を追加するには有料プラン(月1,680円〜)への移行が必要です。チームの人数を確認してからプランを選んでください。

⚠️ つまずき④:ワークフロー自動化が無料プランでは使えなかった

「特定の条件でメールを自動送信」「ステージが変わったら担当者に通知」などのワークフロー自動化は有料プランのみの機能です。無料プランで自動化を試そうとして詰まるケースが多いです。

HubSpotとの違い

比較項目Zoho CRMHubSpot
無料プランのユーザー数3名まで無制限
有料プラン最安¥1,680/月〜¥1,800/月〜
カスタマイズ性◎ 高い○ 普通
初心者向けUI○ 慣れが必要◎ 直感的
日本語サポート◎ 電話・チャット○ チャット・メール
AI・自動化機能◎ 有料で充実△ 限定的
マーケティング機能△ 別製品◎ 統合済み

5名以下で無料を使い続けたいならHubSpot、有料前提でコスパ・カスタマイズ性重視ならZoho CRMが向いています。どちらか迷っている場合はHubSpotの無料プランを先に試してから判断することをおすすめします。

無料プランの範囲

機能無料プランスタンダード(¥1,680/月〜)
ユーザー数3名まで無制限
リード・連絡先管理
商談管理
メール送信制限あり✔ 拡張
ワークフロー自動化✗ 不可
AI売上予測✗ 不可
詳細レポート基本のみ✔ 詳細

よくある質問

QZoho CRMは無料で使えますか?
はい、3名まで永続無料で使えます。リード管理・連絡先管理・商談管理が無料プランで利用できます。4名以上になると有料プラン(月1,680円〜)が必要です。
Q日本語に対応していますか?
はい、管理画面・ヘルプドキュメント・サポートともに日本語対応しています。日本法人(ゾーホージャパン)が運営しており、電話・チャットでの日本語サポートも充実しています。
QHubSpotとどちらがいいですか?
5名以下で無料を使い続けたいならHubSpotがおすすめです。有料前提でコスパ・カスタマイズ性・自動化機能を重視するならZoho CRMが向いています。迷ったらHubSpot無料プランを先に試してみてください。
QExcelの顧客リストを移行できますか?
はい、CSVファイルのインポート機能で既存の顧客リストを一括移行できます。列のマッピングを設定するだけでインポートできます。
Q初期設定はどのくらいかかりますか?
基本的な初期設定(登録・タイムゾーン・通貨・メンバー招待)は30分程度で完了します。カスタムフィールドやワークフローの設定は業務に合わせて設計が必要なため、慣れるまで1〜2週間かかるケースが多いです。

まとめ

Zoho CRMは「有料プランでコスパよく本格的なCRMを使いたい」中小企業に向いています。3名以内なら無料で始められるため、まず無料プランで操作感を確認してから判断してください。

Zoho CRMはこんな方におすすめ
3名以内の小規模チーム無料プランで顧客・商談管理が揃う
有料CRMのコスパを重視同価格帯でHubSpotより多機能
カスタマイズが必要フィールド・ワークフローを柔軟に設定できる
日本語サポートが必要日本法人あり・電話サポートも対応
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Zoho CRM
3名まで永続無料・コスパ最強CRM
  • 3名まで永続無料で使える
  • 有料プランは月1,680円〜(HubSpotより安い)
  • 日本法人あり・電話サポート対応
  • カスタマイズ性が高く自社業務に合わせられる
月額 ¥0〜(3名まで)/ ¥1,680〜(4名以上・年払い)
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