マネーフォワードで確定申告できるのか?結論
結論から言います。マネーフォワード クラウドで確定申告(青色申告65万円控除)は可能です。個人向けのパーソナルミニプラン以上で、確定申告書の作成・e-Tax提出まで対応しています。
必要なプランと費用
| プラン名 | 月払い | 年払い(月換算) | 確定申告 | 消費税申告 | 取引件数 |
|---|---|---|---|---|---|
| 無料プラン | ¥0 | ¥0 | ✗ | ✗ | 月4件 |
| パーソナルミニ | ¥1,408 | ¥1,188/月 | ✔ | ✗ | 月15件 |
| パーソナル | ¥1,848 | ¥1,518/月 | ✔ | ✔ | 月100件 |
| パーソナルプラス | ¥3,608 | ¥2,948/月 | ✔ | ✔ | 無制限 |
取引件数が月15件以内であれば、パーソナルミニ(¥1,408/月)が最安です。年払いにすると月¥1,188に下がります。確定申告シーズン(1〜3月)だけパーソナルミニに変更する節約術もあります。
事前準備:青色申告に必要な手続き
青色申告承認申請書の提出
青色申告65万円控除を受けるには、税務署に「青色申告承認申請書」を提出する必要があります。
| ケース | 提出期限 |
|---|---|
| その年から青色申告したい(新規開業) | 開業日から2ヶ月以内 |
| 来年から青色申告に切り替えたい | 今年の12月31日まで |
提出期限を過ぎた場合、その年は白色申告になります。マネーフォワードの「確定申告」メニューから青色申告承認申請書を作成・印刷して税務署に提出できます。
初期設定の手順
STEP 1:アカウント登録・基本設定
マネーフォワード クラウド確定申告(個人向け)の公式サイトから「無料で始める」→ メールアドレス・パスワードを設定 → 登録後の初期設定で以下を入力します。
- 屋号・氏名
- 住所・生年月日
- 業種・職種
- 申告方法:青色申告(65万円控除)を選択
- 課税区分:免税事業者または課税事業者
- 会計期間:1月〜12月
STEP 2:銀行口座・カードの連携
左メニュー「口座」→「口座を追加する」→ 銀行名・カード名を検索して認証 → 取引データが自動で取り込まれます。
- 銀行口座:メガバンク・地銀・ネット銀行・ゆうちょ等2,600以上
- クレジットカード:主要カード会社ほぼ全て
- 電子マネー・証券口座・FXなど幅広く対応
日常の帳簿付け
銀行口座を連携すると、取引データが自動で取り込まれます。あとは取り込まれたデータの勘定科目を確認・修正するだけです。
左メニュー「取引」→「未処理の取引」→ 自動取込された取引が一覧表示 → 勘定科目が正しければ「登録」、違う場合は修正して「登録」します。
- 売上入金 → 売上高
- PCや周辺機器 → 消耗品費(10万円未満)または工具器具備品
- 電車・バス代 → 旅費交通費
- 書籍・セミナー → 研修費または新聞図書費
- スマホ・ネット代(事業按分) → 通信費
- マネーフォワード等SaaS → 通信費
「設定」→「仕訳ルール」→ よく使う取引先と勘定科目の組み合わせを登録 → 次回から同じ取引が自動で仕訳されます。
現金払いの手動入力
銀行・カードに反映されない現金取引は手動入力が必要です。「取引」→「手動で追加」→ 日付・金額・勘定科目・摘要を入力して登録します。スマホアプリで領収書を撮影して管理することもできます。
レポートで収支を確認
マネーフォワードの強みのひとつが充実したレポート機能です。日常的に確認しておくと、確定申告時に慌てずに済みます。
- 損益レポート:左メニュー「レポート」→「損益」→ 月別の売上・経費・利益の推移が確認できます
- 残高確認:「レポート」→「残高」→ 連携口座の残高をリアルタイム確認
- 推移レポート:月ごとの収支の変化を可視化
確定申告書の作成・e-Tax提出
1年分の帳簿が完成したら確定申告書を作成します。マネーフォワードは帳簿データを自動集計して申告書を生成するため、複雑な計算は不要です。
左メニュー「確定申告」→「確定申告書を作成する」→ ガイドに沿って入力 → 帳簿データが自動集計されて申告書が完成します。
- 基本情報:氏名・住所・マイナンバー等(自動入力されている部分を確認)
- 収支の確認:年間の売上・経費が自動集計されているので確認のみ
- 所得控除の入力:社会保険料・生命保険・医療費・配偶者控除等を入力
- 青色申告特別控除:65万円が自動で適用される(e-Tax提出の場合)
「e-Taxで提出する」→ マイナンバーカードまたはID・パスワード方式で認証 → 送信完了。受付番号が発行されれば提出完了です。
- マイナンバーカード方式:マイナンバーカード+ICカードリーダーまたはスマホNFC対応。最も確実。
- ID・パスワード方式:税務署でID・パスワードを発行してもらう。マイナンバーカード不要。
マネーフォワード vs freee:どちらが確定申告しやすいか
正直に言うと、確定申告のしやすさという点ではfreeeの方が初心者向けです。ただしマネーフォワードは銀行連携の精度と法人・中規模事業者向けの機能で優位があります。
| 比較項目 | マネーフォワード | freee |
|---|---|---|
| 初心者の使いやすさ | △ やや複雑 | ✔ 抜群 |
| 銀行連携の精度 | ✔ 高精度 | ✔ 良好 |
| 最安料金 | ¥1,408/月〜 | ¥1,628/月〜 |
| 法人・中規模向け | ✔ 強い | △ やや弱い |
| 確定申告ガイド | △ やや複雑 | ✔ 丁寧 |
よくある質問
まとめ
マネーフォワード クラウドで確定申告するために必要な手順を整理します。
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