結論

単刀直入に言うと、「今から始めるならfreee、既に弥生を使っていて問題なければ無理に乗り換える必要はない」というのが正直な見立てです。

※ 価格は2026年8月19日に公式サイトで確認した情報です。最新情報は各公式サイトでご確認ください。

編集部の結論
今から始める・簿記知識なし・初心者→ freee(30日間無料トライアル)
顧問税理士あり・安定性重視・既存ユーザー→ 弥生会計(初年度無償キャンペーンあり)
既に弥生ユーザーで問題なく使えている無理に乗り換えなくていい

料金比較

比較項目弥生(やよいの青色申告 オンライン)freee(スタータープラン)
初年度セルフ・ベーシックは無償キャンペーン中※980円/月〜(年払い・11,760円/年)
2年目以降セルフ11,800円/年〜、ベーシック22,800円/年〜、トータル39,600円/年〜(すべて税別)980円/月〜(11,760円/年)
恒久的な無料プラン✗ なし✗ なし
お試し無料体験プラン(最大2ヶ月・決算/申告機能なし)30日間トライアル(クレカ不要・全機能)
クラウド版あり(やよいの青色申告 オンライン)✔ 完全クラウド
インストール版✔ あり(やよいの青色申告26・別売)✗ なし

🗓 価格確認日:2026年8月19日(弥生公式freee公式で確認)。※弥生の初年度無償キャンペーンは2027年3月15日までの申込分が対象で、決済方法(口座振替またはクレジットカード)の登録が条件です。トータルプランは初年度半額(19,800円・税別)。両社とも変更の可能性があるため最新は公式でご確認ください。

💡 長期コスト比較

弥生は初年度無償キャンペーン中(セルフ・ベーシックプラン)のため、初年度だけならほぼ確実に弥生が安くなります。2年目以降は弥生のセルフプランが年11,800円〜、freeeのスタータープランが年11,760円〜とほぼ同水準です。長く使うほど「税理士連携のしやすさ」や「操作のしやすさ」で選ぶ意味が大きくなります。

⚠️ 両社とも恒久的な無料プランはありません

以前は「freeeは月60件まで無料」といった情報がありましたが、2026年8月時点でfreeeに恒久的な無料プランはなく、30日間の無料トライアルのみです。弥生も同様に、無料体験プラン(最大2ヶ月・決算/申告機能なし)はありますが、恒久的な無料プランはありません。

3年間の総コストを比較してみる

初年度だけでなく、実際に3年使い続けた場合の総額も見ておきましょう。弥生は最も安いセルフプラン、freeeはスタータープランで比較します。

年目弥生(セルフプラン)freee(スタータープラン)
1年目0円(無償キャンペーン適用時)11,760円
2年目11,800円〜(税別)11,760円
3年目11,800円〜(税別)11,760円
3年間合計(目安)約23,600円〜約35,280円

🗓 このシミュレーションは2026年8月19日時点の基本料金に基づく目安です(弥生は税別、freeeは税込表記の可能性があるなど表記基準が異なる場合があります)。消費税率・キャンペーン条件の変更により実際の金額は変わる可能性があるため、契約前に必ず両社の公式サイトで最終確認してください。

💡 初年度無償キャンペーンの効果は大きい

3年間で比較すると、初年度無償キャンペーンの効果で弥生のセルフプランの方が総額は安くなる計算です。ただし本来の年額同士(弥生11,800円〜 vs freee11,760円〜)で見ると実質ほぼ同水準で、キャンペーンがなければ大差はありません。価格だけでなく、税理士連携のしやすさや操作感で選ぶ方が長期的には失敗しにくいでしょう。

プラン別・機能比較の詳細

基本料金の比較だけでなく、対応している機能の範囲も見ておきましょう。

機能弥生(やよいの青色申告 オンライン)freee(個人向け)
確定申告書の作成・e-Tax✔ 全プラン対応✔ スタータープラン以上
消費税申告✔ 全プラン対応スタンダードプラン以上が必要
銀行・カード連携✔ 対応✔ 2,500以上の金融機関
スマホアプリ✔ 対応✔ 対応
請求書連携✔ 対応✔ 対応(freee請求書)
インボイス制度対応✔ 対応✔ 対応
電子帳簿保存法対応✔ 対応✔ 対応
税理士・会計事務所連携✔ 対応✔ 対応
電話サポートベーシックプラン以上上位プランのみ

🗓 機能情報は2026年8月19日に両社公式サイトで確認しました。弥生は「セルフ/ベーシック/トータル」の全プランで製品機能自体は共通で、サポート範囲のみ異なります。freeeは消費税申告など一部機能がプランによって制限されます。

機能比較

弥生会計得意なこと
  • 長年の実績・国内シェアの高さ
  • 税理士との連携実績が最も豊富
  • インストール版(やよいの青色申告26)でオフラインでも使える
  • 電話・チャットサポートが手厚い(ベーシック・トータルプラン)
  • 全プランで消費税申告・インボイス対応
freee得意なこと
  • 簿記知識ゼロでも使える確定申告ナビ
  • 銀行連携・自動仕訳の使いやすさ
  • スマホアプリでの経費管理
  • 確定申告→e-Tax提出まで画面内で完結
  • 30日間トライアルで全機能を試せる

帳簿・仕訳の入力方式の違い

弥生は伝統的な会計ソフトの流れを汲む仕訳形式で、勘定科目を自分で選んで入力する従来型のスタイルです。簿記の基礎知識があると迷いにくく、複雑な仕訳や部門別の細かい管理にも対応しやすい設計です。freeeは「どこから入金があった」「何に支払った」という日常言語での入力を軸にしており、AIが勘定科目を自動で提案します。簿記の知識がなくても、画面の指示に従うだけで複式簿記の帳簿が完成する点が特徴です。

どちらが自分に合うか判断する目安
  • 簿記3級程度の知識がある・経理経験者 → 弥生の従来型仕訳でも迷いにくい
  • 簿記を勉強したことがない・初めて確定申告をする → freeeの日常言語入力の方が挫折しにくい
  • 顧問税理士から特定の仕訳ルールを指定されている → 弥生の方が対応しやすいケースが多い

弥生はクラウド型の「やよいの青色申告 オンライン」と、インストール型の「やよいの青色申告26」(別売)の両方を提供しています。freeeは完全クラウド型のみです。

クラウド型のメリット
  • どこからでもアクセスできる(自宅・外出先・スマホ)
  • 自動バックアップでデータ消失リスクなし
  • 常に最新バージョンが使える・法令改正に自動対応
  • 税理士・経理担当者とのデータ共有が簡単
インストール型(やよいの青色申告26)のメリット
  • インターネット環境がなくても使える
  • 動作が安定していてサーバーダウンの影響を受けない
  • 長年使い慣れている方はそのまま続けやすい

税理士連携

正直に言うと、税理士の多くがまだ弥生会計を使っています。顧問税理士がいる場合は、まず「どのソフトを使っているか」を確認してから会計ソフトを選ぶことをおすすめします。

ただしfreeeを使う税理士も年々増えており、特に新規開業の個人事業主・フリーランスを得意とする税理士はfreeeに対応しているケースが増えています。

ケース別の選び方

弥生会計が向いているケース
  • 顧問税理士が弥生ユーザー
  • インストール版でオフライン利用したい
  • 長年の実績・安定性を重視
  • 既に弥生を使っていて慣れている
  • 電話サポートを受けながら進めたい(ベーシック・トータルプラン)
freeeが向いているケース
  • 簿記の知識がない初心者
  • 今から会計ソフトを始める
  • スマホでレシートを撮影して経費管理したい
  • まず無料トライアルで試してから判断したい
  • 確定申告をガイドに沿ってわかりやすく済ませたい

調べてわかったこと

💬 公式情報を精査してわかったこと

価格体系について:やよいの青色申告オンラインは「セルフ/ベーシック/トータル」の3プランで、機能自体はすべて同じでサポート範囲だけが異なる設計です。初年度無償キャンペーン(2027年3月15日までの申込分)を使えば、初年度はセルフ・ベーシックが実質0円になります。一方freeeには恒久的な無料プランがなく、30日間のトライアル後は有料プランへの加入が必要です。

サポート体制について:弥生は電話サポート(ベーシックプラン以上)や業務相談(トータルプランのみ)まで用意されている点が特徴的で、対面に近い安心感を求める方には強みになります。freeeは主にチャット・メールでのオンラインサポート中心です。

使いやすさについて:freeeは「確定申告ナビ」など初心者向けの導線設計が評価されている一方、弥生は長年の実績と税理士連携の広さが強みです。どちらが向いているかは、簿記知識の有無や顧問税理士の有無によって変わります。

よくある誤解・注意点

⚠️ 誤解①:弥生からfreeeへの乗り換えは簡単ではない

CSVエクスポート・インポートで移行できますが、仕訳データの完全移行には手間がかかります。特に複数年分のデータがある場合は移行作業が大変です。乗り換えるなら年度の切り替えタイミング(1月または事業年度開始月)がおすすめです。

⚠️ 誤解②:弥生の初年度無償は無条件ではない

弥生の初年度無償キャンペーンは、自動更新の決済方法(口座振替またはクレジットカード)の登録が条件です。また1事業者につき1回のみで、無料体験プラン終了後の申込みなど条件に当てはまらない場合は対象外になることがあります。申し込み前に公式サイトで現在の条件を確認してください。

💡 迷ったらどちらも無料で試せる範囲で比較する

freeeは30日間のトライアルで全機能を試せます。弥生は無料体験プラン(最大2ヶ月・決算/申告機能なし)で操作感を確認できます。どちらも実際に触ってみてから判断することをおすすめします。

よくある質問

Q弥生会計とfreeeはどちらが安いですか?
やよいの青色申告オンラインは、セルフ・ベーシックプランが初年度無償キャンペーン中(2027年3月15日までの申込分)、2年目以降は年額11,800円〜(税別)です。freeeはスタータープランが年払いで980円/月〜(年間11,760円)。初年度は弥生が無料な分お得ですが、2年目以降はほぼ同水準です。価格は記事確認時点の情報のため、最新情報は各公式サイトでご確認ください。
Q弥生会計からfreeeに乗り換えることはできますか?
CSVエクスポート・インポートで移行できます。仕訳データの完全移行は手間がかかるため、年度の切り替えタイミングでの移行がおすすめです。
Q弥生会計は初心者でも使えますか?
サポートは手厚いですが、簿記の基礎知識があった方がスムーズです。簿記知識がない初心者にはfreeeの方が入門しやすいです。freeeは質問に答えるだけで確定申告書が作れる「確定申告ナビ」があります。
Q税理士と連携するならどちらがいいですか?
税理士の多くが弥生会計を使っているため、顧問税理士がいる場合は弥生の方が連携しやすいケースが多いです。事前に税理士に確認することをおすすめします。freeeを使う税理士も増えており、事前確認が確実です。
Q既に弥生を使っている場合、freeeに乗り換えた方がいいですか?
すでに弥生に慣れていて問題なく使えているなら、無理に乗り換える必要はありません。顧問税理士が弥生ユーザーなら特にそうです。確定申告のわかりやすさ・スマホ対応を重視する場合は乗り換えを検討する価値があります。
Q消費税の申告にはどちらも対応していますか?
弥生(やよいの青色申告オンライン)は全プランで消費税申告に対応しています。freeeはスタンダードプラン以上が必要で、スタータープランでは対応していません。課税事業者になる予定がある方は、この違いを踏まえてプランを選んでください。
Qスマホだけで確定申告を完結できますか?
どちらもスマホアプリを提供していますが、レシート撮影や仕訳確認などの日常的な操作はスマホでも快適に行えます。ただし確定申告書の作成など複雑な操作は、PCブラウザで行う方がスムーズです。

まとめ

弥生会計とfreeeはどちらが優れているというより、使う人の状況によって向き不向きが異なります。初心者・これから始める方はfreee、税理士との連携・安定性重視・既存ユーザーは弥生が向いています。どちらも無料で試せる範囲があるので、実際に触れてから判断してください。

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初心者・今から始める方に
  • 確定申告ナビで質問に答えるだけ
  • 30日間無料トライアル(クレカ不要)
  • 簿記知識ゼロでもOK
  • e-Taxまで画面内で完結
月額 980円〜(年払い・スタータープラン)
freeeを無料で試す →
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やよいの青色申告
税理士連携・安定性重視に
  • セルフ・ベーシックは初年度無償キャンペーン中
  • 税理士との連携実績が最も豊富
  • インストール版・電話サポートも選べる
  • 2年目以降は年11,800円〜(税別)
初年度無償〜(2年目11,800円/年〜・税別)
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